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木の質を見極める。
ユルリで使用している木材は、高知県仁淀川町地域で間伐された木を使用しています。
囲炉裏には、樹齢30年から70年ぐらいの杉や桧、ケヤキを主に使い、それぞれの木の特性に合わせた加工方法で作る必要があります。
そして木の種類とは別に、木それぞれに育ち方が違い、クセがあり、個性となってあらわれます。
柔らかい木もあれば固い木もあり、それぞれの木と真剣に向き合いながら、見極めています。
手間隙なのか…。
よく言われます。「手間がかってますね。」っと。ただ私は、「良いモノづくり」をしたいだけで、手間隙を掛けてやっているつもりは、実は無いのです。もちろん妥協はしたくないですし、「良いモノ」をつくるために、必要な事を必要なだけやるです。「手間隙をかけるから『良いモノ』ができる」ってもんじゃぁ無いと思いながら、日々いろいろな角度から考え、木と真剣に向き合い木を加工しています。
今では人はそれを「技術」と読んでくれています。
目を閉じて
作る限り心の中はほかの制作者には絶対に引けはとらないように研究し・床に就いて目を閉じても制作の仕上がりをいろいろの想定で考えています。